中古車を購入するときに選ぶポイントとしては、主に年式や走行距離などではないでしょうか。しかしそれだけでは、実際に前の購入者がどのような乗り方をしていたかまでははっきりと把握することはできないものです。一律に中古車と呼んでいるものの、どのように扱われていたかにより、1台1台状態が異なるのです。中古車を購入する際は、さまざまな観点から車両の状態をしっかり確認し、信頼できる販売店から買う必要があるでしょう。
中古車を選ぶ際の注意点とは?
中古車を選ぶ際の注意点は、年式や走行距離のほか、「修復歴や水没歴はないか?」、「車検は残っているか?」といった観点に注意する必要があります。メンテナンスの記録として、整備記録簿を見せてもらうことも重要でしょう。また中古車を購入する時点で車検が残っていない場合、次回車検時には実費で車検費用がかかります。
このような形で、車の年式や走行距離だけではなく、実際の車の状態をよくチェックした上で選ぶ必要があることがわかります。
修復歴や水没歴のある車はどうしてやめておいた方がいいのか
まず修復歴のある車は比較的安く購入することができるものの、その後に不具合が出た場合、修理するのは実費となります。結果として多くの費用を払わなくてはいけなくなった…というパターンも珍しくありません。また「水没車」と呼ばれる水没歴のある車とは、洪水や台風などの災害により、車全体が水に浸かったことのある車のことを指しています。水没した車に乗っていると、エンジントラブルなどに見舞われる場合もあるためくれぐれも注意が必要でしょう。