「2WD」と「4WD」では、エンジンで駆動するタイヤの数が異なります。2WDの場合は4輪のうち2輪が駆動しており、燃費が良いことが特徴です。また全てのタイヤが駆動する4WDについては、2WDに比べ燃費が悪い反面、雪の降る道や滑りやすい道であっても安全に通ることが可能です。それぞれに特徴があり、それぞれにメリット、デメリットがあるため、しっかり見極めて自分はどちらにすべきか選ぶ必要があるでしょう。
2WDと4WDの具体的な違いとは?
まず2WDは、前輪もしくは後輪のどちらか2輪が駆動します。そして4WDの場合は、前後のタイヤ全てが駆動します。いわゆる「四駆」と呼ばれる車が、この4WDのことを指しています。タイヤの駆動数が異なるものの、見た目にはそれほど変化はあらわれません。変化が出てくるのは走行中です。2WDは4WDに比べるとパワーが劣るものの、燃費が良いことで知られています。どちらを選ぶべきかについては、乗る人の環境やニーズにより異なる点です。
2WDと4WD、どちらを選ぶべき?
まず安全面を考慮して、雪道や滑りやすい道、ぬかるんだ道など、悪路を通るタイミングが多い方は、4WDの車を選ぶようにしましょう。ちなみに高速道路なども、4WDの方が走りやすいです。また2WDは4WDに比べると圧倒的に燃費の良さで勝るため、雪があまり降らない地域に住んでいるという方や、市街地をメインで走行する予定の方は、2WDで問題ないでしょう。どちらか迷った時は、「悪路を通る機会が多いか否か」で判断すると間違いがないでしょう。